翔んで埼玉(2019・フジテレビ・東映・テレビ埼玉)

大の大人が真面目にバカをやっている作品は好きです。

主役の2人は原作に割と忠実に再現されていましたね。

麿赤児さんの舞踏っぽい白塗り+‪魔夜峰央チックなアイメイクはツッコミどころ満載でしたし、京本政樹さんや伊勢谷友介さん達のファッションも個性的で良かったです。

アメリカから帰国し白鳳堂学院高に転校してきた麗(Gackt)は、学院内のヒエラルキーのトンデモなさに呆れ、またそれを当たり前と感じて疑わないクラスメイト達に怒りを覚えるのでした。

その格差は制服にも現れていて、超一等地住まいのA組女子は薄いピンクのセーラー服で、ヘアスタイルも巻き髪(映画では男子は自由か?)です。

居住地によってクラス分けされるB~Y組の女子は紺の上下、男子は海上自衛隊員のような白の詰め襟で、それぞれのクラスを示したワッペンが胸に縫い付けられてます。

(私がかつて短期間住んでいた某区は、どのアルファベットかと想像しても、

イマイチ分かりません)

そして埼玉県出身者で構成されてるZ組は・・・、男女とも戦時中の勤労奉仕のようないでたちです。

下半身はモンペ、ゲートル、地下足袋・・・。胸のZの文字だって手書きっぽいし、そもそもワッペンですらないのです。

教室も木造建築で、白亜の校舎から見ればまるで物置・・・。ああ。

さて、原作と大きく違う点は、狂言回し的な親子が出てくることです。

娘の結納式のために自家用車で会場に向かう途中聴いているラジオ放送の内容が「翔んで埼玉(未完)+‪α」になるわけですが、なかなか凝った演出ですね。

あと、埼玉県民でなければ皆踏めるというある物のシーンが「沈黙~サイレンス~(2016・米)」の踏み絵を思い出させ、大変切ない気持ちになりました。

ちなみにあの物に刻印されているのは、コバトンのモデルになったあの鳥です。

麗が拒めば拒むほど、どんどんズームアップしていくあの鳥の顔を見ると「可愛すぎて他県人の私にも踏めない・・・」と感じました。

上映館によってはそのグッズが売られていますので、よろしければどうぞお求めになってください。

おとぎ(Eve) (2019年)

YouTubeやニコ動でも流れている人気歌い手のニューアルバムです。

VOC@LOID曲の好きな学生なら、1度はカラオケで歌った事があると思います。

私自身は成人済ですが、加入しているカラオケアプリのコラボや他メンバーからの招待で歌った楽曲も数曲含まれています。

結論から言うと私の期待が大きかったのか、肩透かしな感じがしたものでした。

バックの楽器やコーラスが大きいのか、

Eve氏の声量が足りないのか、

音量調整が甘いのか、

分かりませんが、インストゥルメンタル曲以外は演奏と歌声が噛み合ってない感じを受けました。

メロディや歌詞がデジャヴ的な感覚で他の楽曲に用いられているのが彼の楽曲の特徴です。

しかし、あまりやりすぎると語彙力や伸びしろの限界とも感じられるので、多用も程々にした方がいいと思います。

ファンもいずれは歳を重ね、それぞれ耳が肥えていくのですから。

消耗品としての少年少女たちの音楽で忘れられたくないなら、

歌い手だけで終わりたくない(歌手やアーティストになりたい)なら、先の先の先の手も用意すべきでしょう。

全体を聴いての感想はこうです。あくまでも個人的見解です。

色々辛いことを申しましたが、嫌いなら最初から彼の歌を聞いておりません。Eve氏の次回作に期待しております。

あれから8年になるけれど、復興は進まない。

2011年の今日は東日本大震災でした。私は遠い祖先が東北地方か北関東の武士だったという話を聞いたくらいで、今は西日本の遠く離れた街に住んでおります。ちなみに苗字も東日本に多いもので、印鑑も特注です。

仙台や会津若松等を訪れた時でも不思議と懐かしい気持ちになれたのは、観光事業者の演出だけではないと感じたものです。DNAかそれに似たものが私を呼んでいるのではと思った程です。

それだけに私にはあの惨事の有り様(ニュース画像で何度となく流されました)が今でもショックでなりませんでした。実は私事で恐縮ですが、岩手、出来たら青森にも足を運ぼうかと計画していた最中、2011.3.11が来てしまったのです。

旅行に充てるはずの費用はほとんど寄付しました。悪質な慈善団体が少なくないため、とにかく被災者に義援金・支援金が届く団体を調べて。

かなり確実なのは県庁でしょうか? 義援金でいちばん有名な日赤だと色々な部署や団体を回るので、被災者に届けられるのが長くて数ヶ月かかるようです。自治体関係なら、ふるさと納税もいいかも知れません。最終的には各被災県庁に三等分した金額を支払いました。

そして、あれから8年・・・。農業をはじめとした第一次産業を投げだした人は多いです。今でも避難所暮らしの人がいます。転校先でクラスメイトにいじめられて心にも傷を負った子供がいます。私の住む街の県営・市営住宅にも福島からの移住家族がいます。復興は遅々として進みません。

追記    昨日のNHKのドキュメント番組を見ました。東北地方の一部の人(特に高齢者世代)は長年諦観する事を生きるための道標としていたように感じました。それは気候の厳しさや地域的な慣習等の要因もあるのかも知れません。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年 イギリス・アメリカ)

ラストのライブシーンは圧巻です。このために映画館に足を運んでもいいと思える程に。

実は何枚かクイーンのCDを持っております。それだけに、この映画でそれぞれの歌が作られた背景が改めてわかり、ますます愛着が湧いて来ました。

また近日中にも見に行きたいです。上映館併設カフェ特製のソフトドリンク、ボヘミアン・ラプソディは意外と美味でしたし。

あの作品の中で好きな歌はタイトルにもなったボヘミアン・ラプソディが筆頭ですが、キラー・クイーンやROCK YOU! もいいと個人的に思います。まあ、人それぞれでしょう。

ラストのクレジット部分で、フレディの遺族達によってエイズ基金が設立されたことを知り、涙がこぼれました。今やエイズ/HIVは必ずしも死に至る病ではなく、適切な治療で社会復帰出来るほど医療面で進歩し続けていますから(個人差はあります)。

歴史にIfが無いとわかっていても、30年程前に今の医療技術があったなら、と思うとつくづく残念でなりません。

はてなダイアリーが終了

タイトルの様に、先月いっぱいでYahooブログ(2018.12.15終了)に引き続きはてなダイアリーが終わりを迎えました。なお、はてなブログへの移行は可能との事です。また、アメブロも受け入れ可能との事ですが、雰囲気が違いすぎて。

どちらも利用しておりましたが、それぞれ一長一短ありました。でも100%満足の行くブログやサイトを求めるなら、1から自前で作らなくてはならないです。ただ作るだけではなく、その後の保守も細かな修正も考えたら、私のような素人にはお手上げです。どこかで妥協しなければなりませんね。

そんな訳で新天地に移動した者です。よろしくお願いします。

サライ3月号~奇想の日本美術~

表紙が伊藤若冲の虎の絵です。若冲の鶏の絵は集合体恐怖症の人には拒絶反応があるかもしれません。私の身内にも何だか背中がザワザワすると敬遠する者がおります。

しかし、それだけ彼は細部に渡るまで妥協を許さなかったのだと感じます。省略や余白を持たせる古くからの様式美に流されるのではなく、とことん描き抜いて「これがオレ流だ」と言わんばかりの気迫が伝わります。

付録は絵葉書セットです。私自身はこのような美品を出すのが惜しいので、部屋のハガキサイズの写真立てに入れて飾りたく思います。

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